開催概要
2026 年 8 月 11 日(火・山の日)20:00 JST に AWC0132 Beta が開催されました。参加者 260 名、Unrated。山の日にちなんで D は『山岳縦走路の最長下り列』 という writer の遊び心付き。
順位概況と AC 分布
| 問題 | タイトル | AC 数 | AC 率 |
|---|---|---|---|
| A | ダンジョン探索 / Dungeon Exploration | 177 / 260 | 68% |
| B | 過信と実力 / Overconfidence and True Ability | 105 / 260 | 40% |
| C | ドミノ倒し / Dominoes | 83 / 260 | 32% |
| D | 山岳縦走路の最長下り列 / Longest Descent Sequence on a Mountain Traverse Route | 41 / 260 | 16% |
| E | 研究グループの編成 / Formation of Research Groups | 44 / 260 | 17% |
注目:E (17%) > D (16%) の逆転、D の LCA + LIS 実装重が E の Union Find より難しかった夜。「D を捨てて E を通す戦略」 が上位帯で有効(ごりちゃん さんの ABCE 4 完 など)。
あとこが人間だと思った上位 10 名
| 順位 | ユーザー | タイム | Pen | レート | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | TKTYI | 17:07 | 0 | 2817 | Kyoto University |
| 2 | KumaTachiRen | 25:06 | 0 | 2400 | Kyoto University |
| 3 | hiro1729 | 25:32 | 0 | 2069 | — |
| 4 | imazato | 28:36 | 0 | 1511 | — |
| 5 | shingo0909 | 29:14 | 0 | 2064 | — |
| 6 | jastaway | 33:33 | 0 | 2038 | Kyoto University |
| 8 | Sukyakura | 34:07 | 0 | 1783 | — |
| 9 | askr_58 | 35:36 | 0 | 2350 | 東京大学 |
| 10 | MeSeaw | 39:50 | 0 | 1379 | — |
| 11 | AT_Lele | 41:43 | 1 | 2014 | — |
1 位 TKTYI さん(京大、rate 2817)17:07 で 5 完 0 ペナ、2 位 KumaTachiRen さん(京大)25:06 に 8 分差 の圧倒的頂点。京大勢 3 名(TKTYI・KumaTachiRen・jastaway) が並ぶ、京大デー再び。上位 10 名中 9 名が 0 ペナ の綺麗な走り。
引用させていただく方々:MM さん(@cheMMath6021023、Python 縛りから C++ 移行の実感)、ちゃに さん(@llegaco_chani、AB 2 完 + C 実装わからず)、あてむ さん(@atm_atemu、A-C 3 完 + D LCA TLE)、ごりちゃん さん(@prd_xxx、ABCE 4 完 + D スキップ戦略)、まえすとろ さん(@maestro_L_jp、D 以外 4 完 + E は ABC 直近類題)、ぴよ さん(@QeCApzhs8M66721、ABC 3 完 + B 問題文で笑い)、Takaaki Umedu さん(@TakaakiUmedu、後ろ解き + Python TLE から C++ 移植)、ニット さん(@undeadliberty、ABCE 4 答)。
全体感
D 対 E の非対称性 — 「D を捨てて E」戦略が有効
D の AC 41 名 vs E の AC 44 名、E の方が通っている。ごりちゃん さん:
#AWC0132 ABCE4完
— ごりちゃん🦍 (@prd_xxx) August 11, 2026
A: シミュ
B: むずい。実力の大きい順に見る(ただし実力が同じ場合は同時に) SortedMultisetに入れる。集合の中で自己評価より低い個数をansに足す。自身もその対象だったらans -= 1する
C: ちょいむず クエリをソートしといて毎回にぶたんする
D: むずそう
E: ABC469-Fでみた pic.twitter.com/LHzSux1y8X
ABCE 4 完 D: むずそう E: ABC469-F でみた
「D はむずそう → 飛ばす、E は ABC469-F でみた → 通す」 の戦略選択、「直近 ABC 経験の伏線回収」 が生きる。ABC469-F は GCD Maximum Spanning Tree(8/1 開催、AC 10%)で、「倍数関係で Union Find」 のパターンが AWC0132-E と同型。
まえすとろ さん:
D以外4完 46:39
— まえすとろ (@maestro_L_jp) August 11, 2026
A: un
B: sの大きい順にFenick木に登録+C以下の個数を計算
C: i番目まで倒すためのsの範囲を計算.範囲を狭める形で計算可能
E: k が公倍数となるようなiたちをunionFindでくっつける(直近のABCで似たようなの出た)
D: BFSと逆からLISで済むはずだったのだが、TLE...
#awc0132
D 以外 4 完 46:39 E: k が公倍数となるような i たちを unionFind でくっつける(直近の ABC で似たようなの出た)
「k が公倍数の i たちを Union Find」 の骨格、まえすとろ さんも 「直近 ABC 類題」 の記憶リコール。
ニット さん:
#AWC0132
— ニット (@undeadliberty) August 11, 2026
ABCEの4答
A:やるだけ
B:Sをソートしてsとcでにぶたん
C:余裕[min(...,P[i-1]-D[:i-1],P[i]-D[:i])]に対してにぶたん
D:わからん
E:Wで逆引き作って、kの倍数(K<=k<MAX)に対してグループ化
ABCE の 4 答 E: W で逆引き作って、k の倍数 (K <= k < MAX) に対してグループ化
「W 逆引き + k の倍数ごとにグループ化」 の実装、Union Find で連結成分を作る。
D『山岳縦走路の最長下り列』— LCA + LIS の重装備
AC 率 16%(41 名)。あてむ さん:
#AWC0132 A~C3完 めちゃ実装重くない?
— あてむ (@atm_atemu) August 11, 2026
A:前から見てくだけ
B:FenwickTree使ったら同じSの人の計算むずくてやられた
C:Dの累積和使って二分探索
D:LCA使ってパス求めてからLIS。LCA使ったパスの算出を強引にやりすぎてTLEして終わった。こういう基礎をしっかり固めておかないとね…
D: LCA 使ってパス求めてから LIS。LCA 使ったパスの算出を強引にやりすぎて TLE して終わった。こういう基礎をしっかり固めておかないとね…
「LCA でパス取得 → LIS」 の 2 段構え、「LCA の実装が強引すぎて TLE」 の悔しさ、「基礎をしっかり」 の反省。
まえすとろ さん も同じ罠:
D以外4完 46:39
— まえすとろ (@maestro_L_jp) August 11, 2026
A: un
B: sの大きい順にFenick木に登録+C以下の個数を計算
C: i番目まで倒すためのsの範囲を計算.範囲を狭める形で計算可能
E: k が公倍数となるようなiたちをunionFindでくっつける(直近のABCで似たようなの出た)
D: BFSと逆からLISで済むはずだったのだが、TLE...
#awc0132
D: BFS と逆から LIS で済むはずだったのだが、TLE…
「BFS + 逆から LIS で済むはずが TLE」 — D は理論解を思いつくが定数倍で落ちる タイプ。
Takaaki Umedu さん:
#AtCoder #AWC0132 E、DとAまで。後ろから解いてCはなんか間違いそうだったので飛ばしてA。Bは3分では間に合わない。EもDも、あ、これ、C++ではライブラリ作ってないや、とPythonで実装してTLE。定数倍の問題だろこれ、とC++に移植して…、と無駄に時間食った
— Takaaki Umedu (@TakaakiUmedu) August 11, 2026
E、D と A まで。後ろから解いて C はなんか間違いそうだったので飛ばして A。B は 3 分では間に合わない。E も D も、あ、これ、C++ ではライブラリ作ってないや、と Python で実装して TLE。定数倍の問題だろこれ、と C++ に移植して…、と無駄に時間食った
「Python で書いて TLE → C++ に移植」 の言語移植ドラマ、「定数倍の問題」 の言い訳と現実の交錯。
C『ドミノ倒し』— 累積和 + 二分探索
AC 率 32%、「累積和で範囲計算 + 二分探索」 の典型:
あてむ さん:「C: D の累積和使って二分探索」
ごりちゃん さん:「C: ちょいむず クエリをソートしといて毎回にぶたんする」
まえすとろ さん:「C: i 番目まで倒すための s の範囲を計算. 範囲を狭める形で計算可能」
ぴよ さん:「C: 二ブタン」
ニット さん の詳細:
#AWC0132
— ニット (@undeadliberty) August 11, 2026
ABCEの4答
A:やるだけ
B:Sをソートしてsとcでにぶたん
C:余裕[min(...,P[i-1]-D[:i-1],P[i]-D[:i])]に対してにぶたん
D:わからん
E:Wで逆引き作って、kの倍数(K<=k<MAX)に対してグループ化
C: 余裕 [min(…, P[i-1]-D[:i-1], P[i]-D[:i])] に対してにぶたん
ちゃに さん は C で挫折:
AWC0132 AB2完
— ちゃに (@llegaco_chani) August 11, 2026
A : やるだけ
B : 条件を満たす自己評価の位置Rと条件を満たすレーティングの位置Lを二分探索で求めてans += R-L-1;
C : 累積和と二分探索だろうなー。でも実装わかんね。
セグ木で全区間更新も少しよぎったけどそっからのビジョンが見えない
とりあえずお疲れ様でした
C: 累積和と二分探索だろうなー。でも実装わかんね。 セグ木で全区間更新も少しよぎったけどそっからのビジョンが見えない とりあえずお疲れ様でした
「累積和 + 二分探索の方針は見えるが実装できない」 の中位あるある。
B『過信と実力』— FenwickTree にぶたん、writer フレーバー全開
AC 率 40%、B の実装は FenwickTree(BIT):
まえすとろ さん:
D以外4完 46:39
— まえすとろ (@maestro_L_jp) August 11, 2026
A: un
B: sの大きい順にFenick木に登録+C以下の個数を計算
C: i番目まで倒すためのsの範囲を計算.範囲を狭める形で計算可能
E: k が公倍数となるようなiたちをunionFindでくっつける(直近のABCで似たようなの出た)
D: BFSと逆からLISで済むはずだったのだが、TLE...
#awc0132
B: s の大きい順に Fenick 木に登録 + C 以下の個数を計算
「s 大きい順 + Fenwick 登録 + C 以下カウント」 の骨格。あてむ さん:
#AWC0132 A~C3完 めちゃ実装重くない?
— あてむ (@atm_atemu) August 11, 2026
A:前から見てくだけ
B:FenwickTree使ったら同じSの人の計算むずくてやられた
C:Dの累積和使って二分探索
D:LCA使ってパス求めてからLIS。LCA使ったパスの算出を強引にやりすぎてTLEして終わった。こういう基礎をしっかり固めておかないとね…
B: FenwickTree 使ったら同じ S の人の計算むずくてやられた
「同じ S の人の計算がむずい」 の罠、同値要素の扱いで詰まる。ごりちゃん さん の丁寧解:
#AWC0132 ABCE4完
— ごりちゃん🦍 (@prd_xxx) August 11, 2026
A: シミュ
B: むずい。実力の大きい順に見る(ただし実力が同じ場合は同時に) SortedMultisetに入れる。集合の中で自己評価より低い個数をansに足す。自身もその対象だったらans -= 1する
C: ちょいむず クエリをソートしといて毎回にぶたんする
D: むずそう
E: ABC469-Fでみた pic.twitter.com/LHzSux1y8X
B: むずい。実力の大きい順に見る(ただし実力が同じ場合は同時に)SortedMultiset に入れる。集合の中で自己評価より低い個数を ans に足す。自身もその対象だったら ans -= 1 する
「同時処理 + 自己参照除外」 の非自明な調整、SortedMultiset を使った実装。
ぴよ さん の笑い:
問題A-Cの3問できました。
— ぴよ (@QeCApzhs8M66721) August 11, 2026
B:二ブタン。自己評価とか見下すとか問題文で笑ってしまった
C:二ブタン#AWC0132
B: 二ブタン。自己評価とか見下すとか問題文で笑ってしまった
「自己評価とか見下すとか問題文で笑った」 — writer の フレーバー全開 に読者もツッコミ。
ちゃに さん:
AWC0132 AB2完
— ちゃに (@llegaco_chani) August 11, 2026
A : やるだけ
B : 条件を満たす自己評価の位置Rと条件を満たすレーティングの位置Lを二分探索で求めてans += R-L-1;
C : 累積和と二分探索だろうなー。でも実装わかんね。
セグ木で全区間更新も少しよぎったけどそっからのビジョンが見えない
とりあえずお疲れ様でした
B: 条件を満たす自己評価の位置 R と条件を満たすレーティングの位置 L を二分探索で求めて ans += R - L - 1
「二分探索 2 箇所 + カウント」 の別ルート。
A『ダンジョン探索』— シミュ
AC 率 68%。あてむ さん:「A: 前から見てくだけ」
まえすとろ さん:「A: un(うん)」
ちゃに さん:「A: やるだけ」
ごりちゃん さん:「A: シミュ」
「前から順にシミュ」 のシンプル A。
MM さんの Python 縛り卒業宣言
MM さん:
C以外4完 #AWC0132
— MM (@cheMMath6021023) August 11, 2026
AWC始めた当初は「転職に向けてPythonの練習がてら出よう」とPython縛りでやって丁度よかったはずが、いつの間にかC++じゃないと思考と実装が追いつかない難易度帯になっていた…… pic.twitter.com/9n2IevExWo
C 以外 4 完 AWC 始めた当初は「転職に向けて Python の練習がてら出よう」と Python 縛りでやって丁度よかったはずが、いつの間にか C++ じゃないと思考と実装が追いつかない難易度帯になっていた……
「AWC の難易度上昇で Python 縛りが辛くなった」 — AWC 難化を象徴する声、Takaaki Umedu さんの Python TLE → C++ 移植 と共鳴。
あとこの所感
AWC0132 は 山の日にちなんだ D『山岳縦走路の最長下り列』 の遊び心付き 5 問構成。writer は 「A シミュ + B FenwickTree にぶたん + C 累積和にぶたん + D LCA + LIS の実装重 + E 倍数 Union Find」 の 「典型パーツ + 実装コスト管理」 の設計、D と E の順序を逆転させて「D 捨て E 通し」戦略が有効 な非対称構造でした。
TKTYI さん 17:07 で 2 位に 8 分差 の圧倒的頂点、京大勢 3 名、MM さんの Python 縛り卒業宣言、Takaaki Umedu さんの Python TLE → C++ 移植ドラマ、ごりちゃん さん・まえすとろ さんの「ABC469-F の類題」の直近伏線回収 — AWC の 130 番台に入って 難度上昇の声 が集まる夜でした。
参加された皆さん、おつかれさまでした 🌸 明日 8/12(水)は AWC0133 が予定されています。
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